ファクティブカーボン(ニッタク)|初中級者向けカーボン入門ラケット

スポンサーリンク
ラケット

総合評価:A

基本情報

  • メーカー価格:6,800円(税抜)
  • ブレード構成:木材5枚+極薄カーボン(アウタータイプ)
  • スピード:☆☆☆☆
  • コントロール:☆☆☆☆
  • 打球感:硬め
  • 平均重量:82g
  • グリップ:FL・ST

自分らしさを発見するためのギア!

反応がイイから、卓球がもっと楽しくなる!

ラケット=弾く!という感覚をしっかり捉えられる、ステップアップを目指す選手にピッタリなラケットです。

ラバー「ファクティブ」のスピン性能と安定性を加えると、さらにパワーアップ!

ウッドエッジガード搭載で、思い切ったプレーができるのも魅力の一つです!

引用:https://www.nittaku.com/products/rackets/post-6

ファクティブカーボンの特徴

特殊素材入りラケットの入門用として、初中級者向けに開発されたラケットですね。

元日本代表オリンピックメダリスト平野早矢香さんが、猛プッシュしているのでご存じの方も多いと思います。

カーボンラケットということで、弾みがよくコントロールが難しいかと思いきや「極薄カーボン」という、通常のカーボンよりも回転・安定性を重視した素材が使われています。

安定性を維持しながら適度に弾みがアップするので、脱初心者から中級者まで幅広く対応できます。

重量は平均82gとかなり軽いです。思いっきり振れるので、威力は補えそうですね。

さらにこのラケットの大きな特徴が「ウッドエッジガード」を搭載していることです。

下の写真のようにラケット側面を薄い板で保護しており、台にぶつけても壊れにくいという非常にありがたい仕様です。

ウッドエッジガード拡大写真👇

デザインもかっこよく、メーカー推奨のラバー「ファクティブ」を貼るとパープルで統一感が出てさらにグッド!

ブレードのデザインも凝っていて、ラバーを剥がすとき一緒に剥がれたら泣いちゃいますw

レビュー

実際に使用してみると、カンカンとカーボンらしい打球音で楽しいです。

技術別に細かくレビューしていきます。

  • サーブ:カーボンらしさはほとんどなく、回転かけやすくコントロールもしやすい。
  • レシーブ:弾く系が特にやりやすいですね。プッシュやフリックしやすい。
  • ドライブ:カンカン金属音がする割にスピードは出ませんが、食い込ませるように打つと回転はかなりかかります。極薄カーボン面白いですね。弧線は低めで決定力はあります。ただ切れた下回転持ち上げるのが難しい。
  • スマッシュ:弾く技術は本当にやりやすいです。フルスイング気味でもかなり安定して入ります。
  • ブロック:若干ですがコントロールが難しいですね。数少ない弱点かもです。軽いのでパワーボールで角度がブレやすいのと、コントロールする前にボールが弾んでしまう気がします。
  • カット:ボールがかなり直線的で安定しないです。上級者なら攻撃的なカットができるかもしれないですが…

おすすめ活用法

カーボンラケットの中では、適度な弾みで操作性が高くリーズナブルなので、カーボンに初挑戦するならこのラケットが非常におすすめです。

また軽いのを活かし、前陣速攻型で一発で決めるよりラリーで打ち勝つというタイプの選手と相性抜群です!

打球感硬めなので少し柔らかめのラバーと組み合わせて、2球目・3球目から軽快に攻めましょう。

おすすめのラバーとの組み合わせ例

ファクティブでももちろん合うと思いますが、個人的にはヴェガアジアDFの方が柔らかめでこのラケットには相性がいい気がします。

前陣速攻ラリー型:フォア面=ヴェガアジアDF(2.0)、バック面=ヴェガヨーロッパ(1.8)

前陣速攻一発型:フォア面=プラクソン450(2.0)、バック面=ファクティブ(中)

まとめ

結論ファクティブカーボンは、脱初心者でカーボンに挑戦したい方、前陣速攻で軽快にラリーしたいという中級者におすすめのコスパラケットです。

ウッドエッジガード搭載で思い切ってプレーができるのもいいですね!

以上、参考になりましたでしょうか。ラケット選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

ブログの更新はツイッターで告知しているので、よければフォローお願いします。

コメント