総合評価:B
基本情報
- メーカー価格:3,200円(税抜)
- カテゴリー:裏ソフト>テンション系
- スピード:☆☆
- スピン:☆☆☆
- コントロール:☆☆☆☆
- 硬度:中間(ドイツ基準45°)
- 弧線:スタンダード
- 厚さ:1.6(中)
プレイヤーの成長を幅広くサポート!コントロール性能と威力を兼ね備えたテンションラバー!
回転とコントロールのバランスが良く、様々なプレーで性能を発揮。ミッドハードスポンジと強スピンを生み出しやすいトップシートを採用することによって、高度な技術の習得を後押ししてくれる。確かな成長を感じたい選手におすすめのラバー。
引用:https://www.andro.jp/?item=gtt45
GTT45の位置づけ
メーカーのコンセプトが非常にはっきりしており、厚さも1.6(中)のみとまさに「成長」のためのラバーですね。
テンション系ですが「ライトテンション」ということでかなり弾みは抑えられ、初心者からでも扱いやすいです。テンションラバーが主流のいま、初心者からテンションラバーの感覚に慣れ、スムーズにステップアップできるようにというメーカーの意図があると思われます。
価格は定価3,200円(税抜)、実売価格2,500円前後と初心者用ラバーとしてはやや高く、初級者用としてはリーズナブルです。
アンドロのラバーステップアップ表
レビュー
シートは柔らかめでスポンジは若干硬め、総合的な打球感はちょうど中間という感じ。初心者用としてはやや硬いです。
- サーブ:シートが柔らかく回転はかけやすいです。弾まないのでコントロールもいい。
- レシーブ:台上でやりにくい技術はありませんね。自分から回転をかけやすいのでチキータを覚えるのにもよさそう。
- ドライブ:弧線は普通です。フォアもバックも持ち上げやすく安定します。スピードはかなり物足りないですね。台から離れると弾まないので厳しいです。
- スマッシュ:厚さがないので強打すると手に響きます。弾きやすくコントロールはいいのですが、スピードは出ないので決定力はありません。
- ブロック:抑えめの弾みで安定します。
- カット:タキファイアドライブに似ていますね。回転と弾みのバランスがよく安定します。
おすすめ活用法
初心者でも扱えるテンションラバーですね。厚さのバリエーションがあればニュースタンダードになっていたかもしれません。厚さを1種類にすることで価格が抑えられていると思うので難しいところですね。
ドライブ主戦型の初心者~初級者で、テンションラバーに早いうちから慣れたい人にはかなりおすすめです。指導者がいるならいきなり1枚目から使えます。初心者用ラバーから、高弾性ラバーを間にはさまずに、ライトテンションのGTT45に移行するのもいいですね。
初心者ならフォア面、初級者ならバック面で使うのがおすすめです。中級者でもバック面なら安定重視で使えると思います。
また初中級者のカットマンが基礎ができてきて攻撃(ドライブ)技術も取り入れたいという場合におすすめです。粘着系でいくならタキファイアドライブ、テンション系でいくならGTT45がいいですね。
それぞれの戦型のおすすめの組み合わせをみていきましょう。
ドライブ主戦型
初心者:フォア面=GTT45(1.6)、GTT40=(1.6)
初級者:フォア面:ヴェガイントロ(2.0)、バック面=GTT45(1.6)
中級者:フォア面=ファクティブ(厚)、バック面=GTT45(1.6)
ステップアップの一例👇
カットマン
カットマンにおすすめの組み合わせを紹介します。
初中級者(バック粒):フォア面=GTT45(1.6)、バック面=フェイントロングⅢ(極薄~薄)
初級者(バック裏):フォア面=GTT45(1.6)、バック面=タキネスチョップ(薄)
中級者(バック裏):フォア面=ヴェガヨーロッパ(1.8)、バック面=GTT45(1.6)
ステップアップの一例👇
まとめ
GTT45は初心者~初級者の早い段階からテンションラバーに慣れたい場合には非常に有用なラバーですね。テンションラバーで攻撃もしたいカットマンにも扱いやすくておすすめ。実売価格も2,500円前後とコスパもいいです。
以上、参考になりましたでしょうか。ラバー選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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