総合評価:A+
基本情報
- メーカー価格:5,200円(税抜)
- ブレード構成:木材7枚合板
- スピード:☆☆☆☆
- コントロール:☆☆☆☆
- 打球感:硬め
- 平均重量:85g
- グリップ:FL・ST・SLIM
木を生かすギア、木が生きる打球感
木材の打球感を最大限に生かし、広いスイートスポットが特徴。操作性が高く、幅広いスタイルにマッチする高性能な7枚合板。
引用:https://www.victas.com/ja_jp/tsp/racket/offensive-shake/swat/swat
スワットの特徴
スワットは、7枚合板というブレード構成にもかかわらず、5枚合板のような球持ちのよさで操作性が高い。さらに7枚合板らしく弾みもいいので、初心者から中級者まで幅広くおすすめできるラケットです。
なんといってもこれほどの性能でこのお値段というのが驚き!初心者向けラケットとしてはコスパ№1といえます。
実際に多くのユーザーから支持を得ている👇
スワットの高い性能は「SWテック」という独自の製法によるで、木材を燻製することで内部の水分を減らし、軽量化・湿気の影響減・硬い打球感を実現している。
SWテックのデメリットかは分かりませんが、スワットの欠点として耐久性が低い可能性があります。スワットのレビューを見ているとラケットが折れてしまったというのをちょくちょく見ます。
台にぶつけたり、床に落としたりしないように気をつけましょうw
SWテック👇
レビュー
実際に使用してみると、球持ちがよく安定感抜群です。
技術別に細かくレビューしていきます。
- サーブ:硬い割に球持ちよくコントロールしやすいです。
- レシーブ:弾みが適度に抑えられて、ツッツキやストップがやりやすい。
- ドライブ:決定力はないですが、かなり安定します。ループ・スピード・下回転オールマイティにこなせます。ただ台から離れると弾みが物足りなく感じます。
- スマッシュ:強打すると打球感がかなり硬くなりとても弾きやすいです。
- ブロック:ラケットが少し重めなのと、重心がグリップの方にあるので、パワー負けしにくくかなり安定します。
- カット:台から離れると弾みが抑えられて意外と入るwしかし入るだけでチャンスボールになってしまうのでおすすめしません。
おすすめ活用法
インナーフォースレイヤーALCとの類似点と差別化
インナーフォースレイヤーALCに少し似ているのですが、軽打時はやや硬い打球感で、強打時の打球感はとても硬くなり手に響きます。したがって、自分がしっかり強打できているか比較的わかりやすいラケットです。
初中級者にとってこれは大きなメリットで、練習や試合で自分の状態をチェックしながら調整できます。
また、インナーフォースレイヤーALCよりも全体的に弾みが抑えられているので、初心者から中級者まで幅広く使えるコスパラケットです。
インナーフォースレイヤーALCは、脱初心者から上級者まで対応できる性能です。スワットを使い倒して、弾みが物足りない、特殊素材に挑戦したいと思ったらインナーフォースレイヤーALCに移行するのもいいですね。
おすすめのラバーとの組み合わせ例
スワットは打球感硬めなので、特に初心者は柔らかいラバーと組み合わせた方がいいでしょう。
初心者:フォア面=オリジナルエクストラ(中)、バック面=フレクストラ(中)
初級者:フォア面=マークⅤ(中)、バック面=スレイバーEL or スレイバーFX(中)
中級者:フォア面=ライガン(厚)、バック面=ヴェガヨーロッパ(1.8)
まとめ
結論スワットは、木材の強みを活かした操作性の良さに、7枚合板で威力もそこそこあるベストセラーも納得のラケットです。
対象ユーザーは初心者から中級者まで幅広くコスパも抜群!
特に男子中学生の1本目として強くおすすめできます。大事に使えば中学から高校まで6年間このラケットでも通用します。
以上、参考になりましたでしょうか。ラケット選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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