高弾性ラバーの代名詞「スレイバー」
1967年に登場してから半世紀以上、マークⅤと並んで圧倒的な支持を得ている「スレイバー」を紹介します!
高弾性合成ゴムを世界で初めて使用した「スレイバー」。革新的なラバーの登場によりかつては多くのトップ選手も使用していて、あのティモ・ボル選手も両面にスレイバーを貼っていたことも。
マークⅤと同様に高弾性裏ソフトラバーの代名詞ともいうべきスレイバー。テンションラバーが登場してからは、初心者~初級者向けとして定着しました。
テンション技術を用いた「スレイバーG2」といったラバーも開発されましたが、今では廃盤となってしまっています。現行のスレイバーシリーズは3種類で、完全に初心者~初級者にターゲットを絞っています。
3種類とも定価は3,200円、実売価格は2,800円前後。厚さは薄・中・厚・特厚・MAXの5種類と幅広く展開しているので、自分のレベルや好みで調整がしやすいです。
今回はそんなスレイバーシリーズのおすすめをレベル別に紹介!
初心者向け
本家スレイバーは初心者にはスポンジが硬めで扱いにくいです。したがって本家よりもスポンジが柔らかくコントロールに優れる「スレイバー EL」と「スレイバー FX」がおすすめ。厚さは両面ともコントールしやすい「中」がいいでしょう。
フォア面=スレイバー EL
破壊力と安定性を兼ね備えた『スレイバー』
「硬すぎず、軟らかすぎない」という絶妙な硬さの高弾性スポンジを使用し、トータルバランスの良いラバーに仕上げました。破壊力と安定性をバランスよく両立しており、初級者から上級者まで、幅広い選手にマッチします。
引用:https://www.butterfly.co.jp/products/detail/05380.html
バック面=スレイバー FX
安定性が優れた使いやすい『スレイバー』
スピードとスピンに優れた『スレイバー』の破壊力を生かしつつ、より高いコントロール性能と安定性を追求しました。軟らかいスポンジを使用し、安定性が優れています。威力ある攻撃と同時に攻守の安定性も重視する選手にお勧めです。
引用:https://www.butterfly.co.jp/products/detail/05060.html
初級者向け
初心者を卒業したら、テンションラバーへのステップアップを目指し、より弾みのいい本家のスレイバーに挑戦してみましょう。フォア面に本家「スレイバー」、バック面に少し柔らかい「スレイバー EL」の組み合わせがおすすめ。テンションへの移行を見据えて厚さは、フォア面は「厚」、バック面は安定感を重視して「中」がおすすめです。
フォア面=スレイバー
これぞ世界のロングセラー
高弾性高摩擦ラバーの代名詞といわれ、1967年に発売されると卓球そのものに大きな変化をもたらしました。その後長年にわたり世界中のプレーヤーに愛用され、多くのタイトルを獲得。スピードとスピン、放物線を描いて飛んでいく打球が特徴です。
2007年 ヨーロッパ選手権大会 男子シングルス優勝
引用:https://www.butterfly.co.jp/products/detail/05050.html
バック面=スレイバー EL
中級者向け
厚さがMAXまであるので、「費用を抑えたい」、「高弾性が好き」といった中級者にも対応できるのがスレイバーのすごいところ。両面とも本家スレイバーで、フォア面は「特厚~MAX」、バック面は「厚~特厚」の組み合わせがバランスがとれておすすめです。
フォア面=バック面=スレイバー
以上、マークⅤのレベル・年代・戦型別のおすすめ紹介でした。参考になりましたでしょうか。ラバー選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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