総合評価:S-
基本情報
- メーカー価格:4,000円(税抜)
- カテゴリー:裏ソフト>テンション系
- スピード:☆☆☆
- スピン:☆☆☆
- コントロール:☆☆☆☆
- 硬度:柔らかめ(ドイツ基準42.5°)
- 弧線:スタンダード
- 厚さ:1.8(中)・2.0(厚)・MAX(特厚)
アップグレードされた制御によるより安全なスピン攻撃
引用:https://www.xiom.tt/product/product_detail.php?id=4&cp=312
ヴェガヨーロッパの位置づけ
初中級者向けコスパラバーの代名詞「ヴェガシリーズ」の一番人気のラバーがこちらのヴェガヨーロッパ。カットマンの村松雄斗選手が使用しているのも有名ですね!
ヴェガシリーズは種類がたくさんあり(10種類以上)、選手のレベルや戦型に合わせて様々な組み合わせができるのが特徴です。上級者向けの「オメガシリーズ」もありますが、一般ユーザーはヴェガの方がコスパがいいですね。
さて、そんな種類豊富なヴェガシリーズのなかでヴェガヨーロッパは、幅広いスタイルに対応したオールラウンドラバーであり最もスタンダードなラバーです。とりあえずこれ使えば問題ないって感じですw
まずヴェガヨーロッパを試して、好みに合わせてその他のヴェガに移行していくのがいいでしょう。安定重視ならヴェガヨーロッパのままでも全然OK!
XIOMのラバー性能表👇
レビュー
実際に使ってみると、何でもできる万能ラバーですね!
クセがなく、ファクティブを柔らかくして安定性アップしたという印象。
- サーブ:回転はそこそこかかります。コントロールしやすく特に低く短いサーブがやりやすい。
- レシーブ:シートが滑るような打球感で回転の影響をうけづらく安定します。チキータも入れやすい。
- ドライブ:スピードあまり出ません。回転は普通。コントロールは抜群。ドライブ連打はかなり安定。決定力に欠けるのでコースを突いていくのが良さそう。
- スマッシュ:スピード出ないですが不思議な位入ります。けっこう低い球でもスマッシュ入るので相手の意表をつけます。
- ブロック:安定して返せます。スピードを吸収して短いブロックで相手のタイミング外したりもできます。
- カット:ボールの勢いを吸収しやすいので、テンションラバーにもかかわらずかなり安定します。
おすすめ活用法
硬度は柔らかめでとにかく安定します。柔らかすぎてフォア面で使うのは厳しい。初級者や攻撃を取り入れたいカットマンならフォア面でもあり。しかし基本的にはバック面での使用推奨。厚みは安定重視なら1.8(中)、多少威力も欲しいなら2.0(厚)。さらに威力が欲しい場合はMAXにするよりかは、大人しく他のラバーにした方がよさげ。
おすすめ活用例
- 初級者:フォア面=ヴェガヨーロッパ(2.0)、バック面=ヴェガヨーロッパ(1.8)
- 中級者:フォア面=ライガン(厚)、バック面=ヴェガヨーロッパ(1.8)
- カットマン(村松選手リスペクト):フォア面=ヴェガヨーロッパ(1.8)、バック面=スーパースピンピップス21sponge(薄)
まとめ
結論、ヴェガヨーロッパは安定感抜群のオールラウンドラバー。初心者用ラバーを卒業して2枚目のラバー、安定重視の中級者のバック面、攻撃を取り入れたいカットマンのフォア面におすすめです。
ステップアップの一例👇
以上、参考になりましたでしょうか。ヴェガヨーロッパは幅広い選手が使えるオールラウンドコスパラバーです。安定感を求めるなら是非試してみてください。ラバー選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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