2020/4/25ブログ開設しました!記事コツコツ増やしていきます(*^^)v

ヴェガⅩ(エクシオン)|前陣で真価を発揮!中級者向けコスパラバー

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ラバー

総合評価:A+

基本情報

  • メーカー価格:4,200円(税抜)
  • カテゴリー:裏ソフト>テンション系
  • スピード:☆☆☆☆
  • スピン:☆☆☆☆
  • コントロール:☆☆☆
  • 硬度:やや硬い(ドイツ基準47.5°)
  • 弧線:低め
  • 厚さ:1.8(中)・2.0(厚)・MAX(特厚)

ヴェガ誕生10周年記念の本気モデル

今まで世界中で数えきれないほど多くのプレーヤーが「ヴェガプロ」を打ったことがあるはずだ。あの独特なボールを噛むようなフィーリング。相手コートに襲いかかる強烈なスピンとスピード。そして、高性能に似つかわしくないロープライス。あれから10年。ヴェガプロは今でも元気に活躍しているが、卓球、そして私たちXIOMは進化を続けている。その情熱と最新のテクノロジーを結集したラバー「ヴェガX」がこの度リリースされる運びとなった。スポンジの基本設計は、先代のヴェガプロを継承しつつ、トップシートに最新のアーキテクチャを採用。特にプラスチックボールとの相性を第一に考慮して改良を施した。球持ちの良さが生み出す絶妙なコントロールとハイスピン、反発性の高さによるハイスピードは、プロレベルのプレーヤーを唸らせるほどの高水準を実現。10年にわたるヴェガの歴史の中でも最高傑作と呼ぶべき仕上がりになっている。もちろん、ヴェガである以上、一般プレーヤーが安心して使用できるのは言わずもがな。どんなラケットに貼ってもクリアな打球感がしっかりと手に伝わるため、全ての卓球選手に自信を持っておすすめできる。「やっぱりヴェガ!」という安心感と、「これがヴェガ⁉」という驚きが同居する10年目の最新作。まずは1枚、お試しあれ。

引用:XIOM2020春夏カタログ

ヴェガⅩの位置づけ

大人気「ヴェガシリーズ」の10周年記念モデル。ヴェガツアーに並ぶヴェガトップクラスの性能です。

ヴェガプロをベースにしつつ、スポンジにオメガⅦと同じサイクロイド技術搭載、さらにシートはプラボール対応のダイナミックフリクション搭載。

最新技術が詰め込まれて定価4,200円。まさに「10周年記念の本気モデル」ですね。

エクシオンのラバー性能表👇

XIOM2020春夏カタログ

レビュー

ドイツ硬度47.5°ですがシートが薄く柔らかめなので、打球感はそこまで硬くありません。

  • サーブ:回転かけやすいです。弾みがいいのでコントロールが少し難しいです。
  • レシーブ:回転の影響受けやすいので技術が求められます。チキータなど回転を上書きする技術はやりやすいです。
  • ドライブ:弧線が特徴的です。前陣だとかなり直線的ですが、中陣だと少し弧線が高くなります。最大値はヴェガツアーに劣りますが、軽打でもスピード・スピンがしっかり出ます。特に前陣での決定力は抜群で、強いシートでカウンターもやりやすいです。
  • スマッシュ:回転の影響を受けやすく、スポンジがやや硬いので少し難しいです。しっかり食い込ませればスピードもそこそこ出ます。
  • ブロック:特にやりやすくもやりにくくもないですね。カウンター気味のブロックは鋭く返せます。

おすすめ活用法

軽打でもスピード・スピンが出しやすく弧線が低めで決定力があるので前陣向けですね。シートが強いのでカウンターもやりやすいです。

回転の影響をうけやすく、レシーブやブロックに技術が求められるので、中級者向けのラバーです。中級者レベルなら威力と扱いやすさのバランスがよく、フォアとバックどちらにもおすすめです。

弾みがよくシートも強いので中陣でのドライブの打ち合いもできます。しかし中陣ではヴェガツアーの方が威力・安定感ともにあるので、ヴェガⅩは前陣で真価を発揮するラバーだと思います。

ヴェガツアーとの比較

性能値と価格が近いヴェガツアー。ヴェガⅩとヴェガツアーとを詳しく比較してみます!

  • 打球感:ヴェガⅩの方が若干硬い
  • スピード&スピン:軽打ではヴェガⅩ、最大値はヴェガツアー
  • 弧線:ヴェガⅩの方が低い
  • 得意領域:前陣→ヴェガⅩ、中陣→ヴェガツアー、前中陣→ヴェガツアー

ということで、前陣で積極的に攻めるスタイルならヴェガⅩ中陣でのラリーも多いスタイルならヴェガツアーという使い分けが良さそうです。

おすすめ活用例

前陣で真価を発揮するヴェガⅩ。シートの強さを活かして、チキータ・ドライブ・カウンターなどで積極的に攻めるスタイルがおすすめ。

両ハンドでしっかり攻める技術があるなら両面ヴェガⅩ、もしくはフォア面により上位のラバーを組み合わせるがおすすめ。バックはやや安定重視なら、バック面は前陣向けで扱いやすいラバーを組み合わせるのもいいですね。

おすすめの組み合わせ

【前陣特化】フォア面=ヴェガⅩ(2.0)、バック面=ヴェガⅩ(1.8)

【前中陣】フォア面=ヴェガツアー(2.0)、バック面=ヴェガⅩ(2.0)

【バック安定①】フォア面=ヴェガⅩ(2.0)、バック面=ヴェガアジアDF(2.0)

【バック安定②】フォア面=ヴェガⅩ(2.0)、バック面=フライアットスピン(厚)

まとめ

ヴェガⅩは前陣で積極的に攻める中級者向けのコスパラバーです。軽打でもスピード・スピンが出しやすく、自分から回転をかけて攻めるときに真価を発揮します。弧線が低く決定力も抜群。

定価4,200円とは思えないハイスペックで、中級者にとってコスパは非常に優秀です。まさに「本気モデル」です。

以上、参考になりましたでしょうか。ラバー選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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