【初級者向け】コスパ練習術:パターン練習編の第2回です。
自分の強みを活かした攻撃パターンを組み立てて、得点源となる3球目攻撃を身に付けるのが今回の目標です。
ということで、以下の項目で自分の強みを確認しながら、3球目攻撃のパターンを組み立てていきましょう。
- フォアハンド・バックハンドのどちらの攻撃が得意か
- フォア側・バック側のどちらからの攻撃が得意か
- クロス・ストレートどちらに打つのが得意か
- 上回転・下回転のどちらを打つのが得意か
- 得意な攻撃をするためにどのようなサーブを出せばいいか
それでは実際にこすたーの事例を交えつつ1つずつ見ていきます。
1.フォアハンドorバックハンド
まず1つ目。自分はフォアハンドとバックハンドのどちらの方が攻撃が得意でしょうか。
初級者レベルだとフォアハンドの方が得意な人が多いのではないでしょうか。こすたーもフォアハンドの方が得意です。
2.フォア側orバック側
フォアハンドとバックハンドのどちらの方が攻撃が得意かを確認したら、次はどこから打つのが得意かを確認しましょう。
ざっくりとコートのフォア側(右利きなら右側)かバック側(右利きなら左側)かで大丈夫です。下の図で①か②かどちらでしょうか。
こすたーは右利きでバック側からの攻撃が得意です。図でいうと②からですね。
3.クロスorストレート
フォア側・バック側のどちらから打つか決まったら、次はどのコースに打つかを確認しましょう。
クロス(対角線)に打つか、ストレート(直線)に打つか、どちらが得意でしょう。
こすたーの場合は、フォアハンドでバック側からだとクロス(対角線)に打つ方が得意です。
4.上回転or下回転
次は相手のレシーブが上回転・下回転のどちらの方が打ちやすいかです。
こすたーは、学生時代カットマンの同級生とカット打ちをたくさんしていたので、下回転を打つ方が得意です。
ここまでを整理すると
- フォアハンドで
- バック側から
- クロスのコースに
- 下回転のボールを打つ
かなり具体的になってきましたね!
5.サーブの回転
それでは最後に、1~4で決まったパターンの攻撃ができるように、相手のレシーブをコントロールするサーブの回転を確認しましょう。
もちろん相手のレベルが高ければ、期待通りのレシーブは返ってこない可能性が高くなります。しかし初級者レベルなら、セオリー通りのレシーブが返ってくる期待値が高いです。
コース
- フォア側にレシーブさせる→逆横回転(左に曲がる回転)
- バック側にレシーブさせる→順横回転(右に曲がる回転)
上回転・下回転
- 上回転のレシーブをさせる→上回転のサーブ
- 下回転のレシーブをさせる→下回転のサーブ
横回転×上下回転
- フォア側に上回転のレシーブをさせる→逆横上回転(左に曲がる斜め上回転)
- フォア側に下回転のレシーブをさせる→逆横下回転(左に曲がる斜め下回転)
- バック側に上回転のレシーブをさせる→順横上回転(右に曲がる斜め上回転)
- バック側に下回転のレシーブをさせる→順横下回転(右に曲がる斜め下回転)
相手にさせたいレシーブに応じて、自分がどんな回転のサーブを出せばいいか確認できましたか?
こすたーの場合は、バック側に下回転のレシーブをさせたいので、順横下回転(右に曲がる斜め下回転)のサーブを出します。
台から出てしまう長いサーブだと攻撃されてしまう可能性が高いので、基本的には台上で2バウンドするような短いサーブにしましょう。
こすたーの場合の3球目攻撃を図にするとこんな感じです。
- 順横下回転(右に曲がる斜め下回転)のサーブを出す
- 自分のバック側に下回転のレシーブをさせる
- フォアハンドでクロスのコースにドライブを打つ
長くなってしまいましたが、やってみるとそんなに難しいことはやっていません。これで3球目攻撃のパターンが1つできましたね。あとは試合でしっかり3球目攻撃を決められるようにみっちり練習しましょう。
まとめ
それでは3球目攻撃のパターンの組み立ての流れをもう一度確認しましょう。
- フォアハンド・バックハンドのどちらの攻撃が得意か
- フォア側・バック側のどちらからの攻撃が得意か
- クロス・ストレートどちらに打つのが得意か
- 上回転・下回転のどちらを打つのが得意か
- 得意な攻撃をするためにどのようなサーブを出せばいいか
こすたーの場合だとこうなります。
- フォアハンドで
- バック側からの
- クロスに
- 下回転のボールを打つ
- そのために順横下回転(右に曲がる斜め下回転)のサーブを出す
これを図にすると
- 順横下回転(右に曲がる斜め下回転)のサーブを出す
- 自分のバック側に下回転のレシーブをさせる
- フォアハンドでクロスのコースにドライブを打つ
このようにあなただけの3球目攻撃パターンを身に付けましょう!
今回は「得意」を軸に組み立てましたが、他にも得意なサーブから組み立てるのもいいですね。色々とアレンジして数パターンの3球目攻撃を身に付けるとかなり試合に強くなります。
以上、参考になりましたでしょうか。初級者の練習方法の参考になれば幸いです。
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