今回は初心者におすすめ、コスパのいい練習3選を紹介します!
卓球は「初心者と経験者の壁が厚い」スポーツです。一通り基礎技術を身に付けないとなかなかラリーが続きません。ラリーが続かないと練習の効率も悪いです。
ということで、ラリーが続くようになるためや、ラリーが続かなくても試合で役立つ、初心者のうちに特にコスパのいい練習を紹介していきます。
フォア打ち
基礎中の基礎の練習ですね。誰しもがやっているフォア打ちですが、想像以上に練習効果が高いです。ただの基礎練習と思ってやるより、コスパがいい練習だと分かってやった方が効果も高くモチベーションにもつながります。ということでフォア打ちの効果を整理しました。
他の技術の基礎
これは基礎練習に共通する部分ですね。フォア打ちを基礎にして、ドライブ、スマッシュ、ブロックといった技術につながります。
フォア打ちのラリーが続くようになるためには、相手が打ちやすいところにコントロールする必要があります。スイング、ラケットの角度、弾み、回転を調整していくことで、コントロールする技術が身に付きます。そしてラリーが続くようになると練習効率も上がります。
ルーティン効果
低く、テンポが速く、安定した、質の高いフォア打ちができるようになってくると、ルーティン効果で試合にもいい影響があります。
ルーティン効果とは、試合などで緊張したり力んでしまうときに、普段の練習でいつも決まってやる動作をすることで、緊張を和らげ集中力を高める効果のことです。野球のイチロー選手やラグビーの五郎丸選手のルーティンが有名ですね。
試合になるとどうしても緊張して、いつも思いっきり打てなかったり、逆に力み過ぎたり、練習通りに打てなくなってしまいますよね。
試合前には基本的にフォア打ちを数回やると思います。普段の練習でしっかりフォア打ちの練習をしておけば、この試合前のフォア打ちによるルーティン効果で、緊張を和らげ練習の時の状態に近づけることができます。
さらにフォア打ちの質が高ければ高いほど、相手にプレッシャーを与えることができます。フォア打ちをしっかり練習しておくと、試合前に自分は緊張をほぐせて、相手にプレッシャーをかけることができる。コスパがいいと思いませんか?
変化に対応しやすくなる
卓球は繊細なスポーツです。
- 体調・打ち方・フォームといった自身の状態
- ラケット・ラバー・ボールといった用具
- 天井の高さ・照明・台の色・湿度といった周りの環境
こうした様々な変化によって打球の感覚も変わってきます。フォア打ちというしっかりとしたベースがあると、こうした変化にも対応することができます。
試合会場はいつも練習している環境とは違います。いつも通りのフォア打ちをすることで、試合前にその変化にしっかり慣れておきましょう。
多球練習
初心者のうちはなかなかラリーが続かず、練習効率がよくありません。そこでおすすめなのが多球練習です。
卓球を始めたばかりのころは、打球感覚を身に付けるために、とにかくたくさんボールを打つことが大事です。そしてたくさんボールを打つという点では多球練習が一番!
力加減やフォームをしっかり身に付けるために、最初は1コースずつじっくり練習しましょう。
サーブ・レシーブ練習
地味ですが非常にコスパがいい練習です。特に初心者のうちは、試合でラリーが長く続くことはほとんどありません。なので試合でボールを打つ回数のうち、サーブ・レシーブの割合が高くなります。試合で練習の成果が一番感じることができるのがサーブ・レシーブでしょう。
初心者の方は、無回転も含めて3種類の回転のサーブが出せるのを目標にしましょう。次にその3種類の回転をそれぞれ、長いのと短いので計6種類出せるようになりましょう。
6種類のサーブを試合でそれぞれ出して、相手が苦手な回転とコースが分かったら徹底的に攻めましょう。これだけで初心者同士の試合ならかなり安定します。
以上、参考になりましたでしょうか。初心者の練習方法の参考になれば幸いです。
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