今回は初級者におすすめのパターン練習を紹介します!
初心者と初級者との違いの詳細は以下の記事をご覧ください。
サーブ・フォア打ち・バック打ち・ツッツキ・スマッシュ・ドライブ・ブロック
これらの基本技術がある程度かたちになってきた初級者の皆さんにおすすめのコスパのいい練習方法それは
パターン練習です!
ということで今回は、なぜパターン練習のコスパがいいのか、おすすめのパターン練習を紹介していきます。
パターン練習とは
パターン練習とは、実際の試合を想定して、サーブやレシーブから攻撃までをある程度パターン化して練習する方法です。
初心者のコスパのいい練習として、フォア打ち・多球練習・サーブ&レシーブ練習を以前紹介しました。
こちらの記事でも触れましたが、初心者~初級者レベルだと試合でラリーが続くことはほとんどありません。試合の大半が1~4球で決まると思います。したがって1~4球の短いラリーを意識した練習は非常にコスパのいいのです。
パターン練習の代表的なものは、自分のサーブからスタートして3球目に攻撃する「3球目攻撃」。相手のサーブからスタートして4球目に攻撃する「4球目攻撃」の2つです。
3球目攻撃
3球目攻撃は、自分のサーブから始まるパターン練習です。サーブの回転でレシーブが返ってくるコースをある程度限定して、3球目にドライブやスマッシュで攻撃するパターン練習です。
①自分のサーブ(1球目)、②相手のレシーブ(2球目)、③自分のドライブorスマッシュ攻撃
ポイントは、自分の出すサーブの回転で、相手のレシーブがどのコースに返ってくることが多いか、これを考えながら練習することです。基本パターンを2つ紹介します。
3球目攻撃パターン①
- 順横下回転(右に曲がる斜め下回転)のサーブを短く②へ出す
- ツッツキでバック側にレシーブしてもらう
- 回り込んでクロスかストレートにドライブorスマッシュ
ポイントは順横下回転(右に曲がる斜め下回転)のサーブを短く出すことで、相手にツッツキでコートの左側にレシーブさせて、回り込んでしっかり準備して攻撃する。この流れを意識しながらやることです。
3球目攻撃パターン②
- 逆横下回転(左に曲がる斜め下回転)のサーブを短く②へ出す
- ツッツキでフォア側にレシーブしてもらう
- クロスかストレートにドライブorスマッシュ
パターン①の逆バージョンですね。ポイントは逆横下回転(左に曲がる斜め下回転)のサーブを短く出すことで、相手にツッツキでコートの右側にレシーブさせて、しっかり準備して攻撃する。この流れを意識しながらやることです。
この2つのパターンはあくまでも例です。得意なサーブやドライブのコースを組み合わせて、自分の攻撃パターンを作りましょう!
4球目攻撃
4球目攻撃は、相手のサーブから始まるパターン練習です。相手も3球目攻撃を狙っているので、相手に攻撃させないようにレシーブして、自分の攻撃につなげるパターン練習です。
①相手のサーブ(1球目)、②自分のレシーブ(2球目)、③相手の返球(3球目)、④自分のドライブorスマッシュ
ポイントは、相手のサーブを3球目攻撃されないように厳しいコースにレシーブし、相手がつなぎのボールをしっかり攻撃する。この流れを考えながら練習することです。基本パターンを2つ紹介します。
4球目攻撃パターン①
- 相手に自分のバック側にサーブを出してもらう
- 相手のバック側の深く厳しいコースにツッツキ
- 相手に自分のフォア側にツッツキしてもらう
- クロスかストレートにドライブorスマッシュ
ポイントは、相手に十分な体勢で攻撃させないように、厳しいコースにレシーブすることです。
4球目攻撃パターン②
- 相手に自分のバック側にサーブを出してもらう
- 相手のフォア側にストップor短いツッツキ
- 相手に自分のフォア側にツッツキしてもらう
- クロスかストレートにドライブorスマッシュ
パターン①では深く厳しいコースで相手に攻撃させないようにしました。パターン②では短いレシーブで相手に攻撃させないという考え方です。
ポイントは、とにかく低く短く返すことです。少しでもボールが浮いたらスマッシュされてしまいます。相手に「とりあえずツッツキでつなぐしかない」と思わせるようなレシーブを意識しましょう。
目標に合わせてコスパのいい練習をしよう
今回は初級者向けにコスパのいいパターン練習を紹介しました。このパターン練習を始めると、自分の得意・不得意、長所・短所が分かってきます。自分の武器をさらに強化するのもいいですし、弱点を克服するのもいいですね。小さくてもいいので、自分で目標を決めてする練習は効率がとてもよくなります。
さらに目標に合わせたコスパのいい練習をすれば鬼に金棒です。色々な練習法のメリットを簡単に整理しておきます。
多球練習
多球練習は2つの大きなメリットがあります。
まず一つ目、基本技術や新しい技術などを身に付けるのに適しています。とにかくたくさん打つことで感覚を覚えましょう。
二つ目、フットワークを鍛えるのに効果的。初級者同士での練習ではラリーがあまり続かないので、中々フットワークを鍛えることができません。フットワークを鍛えたいと思ったら、ラリーが続かなくても大丈夫な多球練習を活用しましょう。
サーブ練習
サーブ練習はどれだけ上達しようともコスパのいい練習です。一人でできるのが大きい利点ですね。
相手のレシーブがどこに返ってくるかを常に意識しながらやりましょう。サーブを出したあと、3球目攻撃の構えまでセットでやるとより効果的です。
また、大事な場面で点が取れる「必殺サーブ」(1球目攻撃)も覚えておくとなおいいです。ここぞという時の切り札ですね。
黄金サイクル
- 多球練習・サーブ練習でやったことをパターン練習で試合で使える形にする
- パターン練習で課題を見つけて、多球練習・サーブ練習をする
この「多球練習・サーブ練習→パターン練習」という黄金のサイクルを意識してやると練習のコスパがどんどんよくなります。
以上、参考になりましたでしょうか。初級者の練習方法の参考になれば幸いです。
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